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- 2023.04.15 Saturday
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私は人の顔が1日で覚えられないんですよね。
例えば、保護者の方に説明会にお越しいただくと、初めてお会いしてからどんなに短くても30分以上は対面している状態になります。お子様の体験をはさんで、体験後の時間にお迎えに来ていただければもう1度顔を合わせることになるんですよね。
にも関わらずね、翌々日くらいにはもう顔を忘れちゃってるんですよ、私。ひどいでしょ。
「あ〜どんな顔してはったっけな〜」っと思い返しても、そうなるともう絶対に思い出せません。
ただ後日お会いするとね、「そうそう、こんな顔やった!」って思い出します。不思議とそれからは全く忘れないんですよ。
初回はかなり長い時間その顔を見ているんですが、どうも覚えておけない。でも、2回目に会うとほんの短い時間でもそれ以降は忘れないんですよね。
覚えるって、こういうのが大事なんちゃうかな?って思うんですよ。
一夜漬けではすぐ忘れてしまうってのは、きっと1回(日)で覚えようとするからなんですよね。
だから、何か覚えたかったら、出会う回数を増やす。
1回(日)で完璧に覚えようとするんじゃなくて、毎日のように出会う。
「あ〜これなんやったっけな〜」ってなる頃に「あっそうそう!これ!」ってのを繰り返すんですよ。
今の中学3年生に「図書館(library)」と「ふくろう(owl)」を英語で書かせたら、どちらが正答率高いと思いますか?
おそらくですけど、「図書館」のほうが高いと思うんですよね。
「図書館」は「ふくろう」の倍以上のアルファベットを使っているのに、です。
それはやっぱり出会う頻度に大きな差があるからだと思うんですよ。
「図書館」は長いですけど、まぁ習ってからはけっこう書かされる機会があるんですよ。
でも「ふくろう」は中1の1学期に教科書で出てきてからご無沙汰…って場合が多いと思います。
何かね、日数や回数をかけると効率が悪いなんて思われがちなんですけど、1回で覚えようとするほうがよっぽど効率が悪いような気がします。
まぁ、目の前の小テストを乗り越えたいだけならいいかもしれませんが、きちんと覚えて定着を目指すのであれば、覚えたいものに何回も出会うためのスケジュールを組むといいと思います。