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- 2023.04.15 Saturday
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まずはこちらの記事をご覧下さい。 → 『宣言』
要するに、
2015年1月23日から3年以内に、Sakura✿塾から東大寺学園・西大和学園・洛南・天王寺のいずれかの高校の合格生を出す。
という宣言をしたのですが、
本日2017年2月8日に上記の西大和学園高等学校の合格者が出ましたのでご報告致します。
この件に関して私は特に「わーいわーい!」と騒ぐつもりはなく、合格者もあくまで併願受験ですので受験は終わっていません。
第一志望合格を達成するべく、大阪府公立入試が終わるまでしっかり頑張りきることを確認したところです。
この受験を通して心から思ったことは「子どもの可能性に大人の考えで蓋をしてはいけない」ということです。
子どもたちは現状からさらに伸びる可能性を秘めています。その可能性の全てを大人が計りきることはできません。
この難関私立高校の受験は決して「なくてはならないもの」ではありませんでした。
こちらが勝手に定期テストの結果などから「今これくらい取れてるならじゅうぶんだよ」なんてことを思っていれば、
今回の難関私立高校の受験はなかったでしょうし、それによって得られたこの直前2か月の伸びはなかったでしょう。
私が勝手に満足してしまっていれば、その子たちの伸びる可能性を摘んでいたかもしれないということです。
それは、ほんとうにこわいことですね。でも、似たようなことがあちこちで起っているように思います。
「小学生でこれくらいやれていればじゅうぶんです。」
「中1、中2のうちはこれだけでいいよ。」
「私立受験は下のコースへの出願でいいと思います。」
何を根拠にそんなことを大人が子どもに対して言えるのか。
その大人の経験上?自身の乏しい経験で勝手に子どもの可能性に蓋をしてどうする。
その子が自身の経験にない可能性を秘めていると考えられない大人は教育には向きません。
そういう大人は、鳥が大空を羽ばたいていくように広がる子どもの可能性を、
自身の狭い考えで作り上げた鳥籠の中に勝手に閉じ込めて飼い殺してしまうことでしょう。
小学生は中学生になり、中1・中2は中3受験生になり、中3受験生は高校生になり…
道はどこまでも続く。学力が全てではなくても、学力をできるだけつけといてマイナスはない。
伸ばせるところは、いつでもどこまでも伸ばせばいい。
私より長く生きていく子たちですからね。私にできる限りは力をつけてあげたいじゃないですか。
今まで通りこれからも、通ってくれる子どもそれぞれをひたすらに伸ばすことを考えて指導していきたいと思います。
生徒たちのたゆまぬ努力に寄り添い続ける先生であること、その考えも行動もブレない姿勢を尊敬します。
ありがとうございます。
私が勝手にしておいた宣言を、たゆまぬ努力で成就させてくれたのは塾生ですね。
私が塾生たちにしてあげられることは、Sakura塾をたゆまぬ努力ができる環境にし続けることと、たゆまぬ努力に距離を保ちながら寄り添ってあげることくらいかと思っているので、その思いを支持していただけてありがたいです。
周囲のお金儲け第一主義の塾は比較される必要がないよう、これからも子どもが様々なことを学ぶために通う場所としてあるべき姿を追求し続けます。