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- 2023.04.15 Saturday
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枚岡中学校では中1・中2の学年末テストが返却されていますね。
中1・中2の学年末テスト対策の時期はどうしても中3の公立入試勉強の時期と重なってしまうので、こちらのスケジュールはなかなか厳しいところ。
もちろんやることはいつも通りやったのですが、感触としてはちょっと手がかかりきってなかった部分があったので、少々不安を感じてたんですよね。
まぁ、結局は結果を聞いてみればいつも通りでしたね。
上がったり下がったり、意外とうまくいかない子がいたり、頑張りきれてない子が予想通りダメだったり。
まぁ、みんな調子よかったりみんな調子悪かったりはないですね。いろいろです。いろいろ。
そんな中で、中1にこの1年での5科の最高点の子が数名いたり、中2にはこの2年間で5科の最高点をとった子がいましたね。
きちんと鍛えていると、子どもがこうなるのがいいんですよね。
時間のかかり方には個人差があるけど、じわじわ伸びて後々必ず芽を出す。
もし「大量の課題をやらすだけ」だと、最初ちょっと上がって「そのまま」が限界でしょうね。
後々伸びていくなんてことは起こりません。
私的にはグッと伸びたら「おっ、この時がきたか。」って感じですね。
そうなるまで、じっと我慢するのは大変ですけどね。
でも、正しく鍛えて実力をつけて結果を出すには、それなりのことをなさねばなりません。
労力もかかれば時間もかかる。そういうものが血肉となり実力となっていくのです。
じわじわ上げてきて過去最高点を出した子は、何か報告のときにニヤニヤしているんですよね。
その遠慮がちな笑顔がね、たまらなくかわいいんです。
まぁ私はそれに「何ニヤニヤしとんねん」って言ってしまうんですけどね。ニヤニヤしながら。
「大量」なんて基準は人それぞれだと思いますし、そもそも宿題やら課題の量に平均値なんてものがあるのでしょうか。
どれぐらいやれば適正かは成長の過程で人それぞれわかってくるものだと思います。
アスリートなどにおいても、オーバーワークと呼ばれる領域はオーバーワークを体験したからこそ見えてくる範囲であって、最初からちょうどいい量を見つけられるものではないでしょう。
何でもがむしゃらにやって、その結果と効果を受け止め、次につなげていく試行錯誤こそが勉強だと思います。
何をどのようにすれば結果につながるか、そんな方法がすぐに見つかれば苦労しません。
人それぞれ体得するまでには時間がかかります。
誰かに教わるものでもないし、自分で見つけていくしかないと思います。
それがわかるまで、必死にやる(たくさん課題をこなす)は理にかなっていますし、その必要がないとわかる生徒はそもそも塾に行く必要もないと思います。
勉強の質と量を適正に見極めれるなら、独学でどこでも受かるでしょう。
無意味な「たくさん」は不要ですが、価値ある「たくさん」は大歓迎です。
個人的に「量」を批判する人は、地頭が良く、あまり勉強に苦労していなかった方の意見に感じます。一を聞いて十を知ることが出来る能力のある人は「量」に価値を感じないのかも知れませんが、世の中のほとんどの人は凡人です。
ある程度の「練習量」がないと人並みになれない人も多いのが現実なのです。
その努力が出来るのもまた才能だと信じています。
エリアが枚岡ではない為、お世話になることは出来ませんが、塾長の方針を共感致します。
ブログ、これからも続けて下さい。応援しています。
コメントいただきありがとうございます。
「大量に課題を課している」側でありながら、石切保護者様の視点はとても勉強になりました。
批判にすらなってないくだらない悪口を言われたりはしますが、石切保護者様のようにSakura塾のあり方に共感してくださる方のために、今後も変わらずやっていこうと思います。
とても勇気づけられました。ありがとうございます。