きのうはプロ野球日本シリーズ、巨人×日本ハムの第二戦。
1回裏に巨人が長野選手の先頭打者ホームランで先制。
そのまま試合は投手戦となり、0対1のまま8回表の日本ハムの攻撃。
それに対する巨人ジャイアンツの沢村投手の投球。
配球もわかる…。次が渾身のストレートでアウトにしにくる…。
それでも打者のバットは空を切った。3者連続である。
3人目を空振りで仕留めたとき、彼は雄叫びを上げた。
テレビ画面を通して、その投げている後ろ姿を見るだけで、気持ちが伝わってくるような投球だった。
今さらながらお伝えしておくが、私は巨人が好きなわけでもプロ野球が好きなわけではない。
今年、野球をテレビでリアルタイムに目にしたのもきのうが初めてだし、きのう見たのもほぼ1回裏と8回表だけだ笑
それでも、きのうの沢村投手の気迫のこもった投球には感じるものがあった。
人は感情の生き物だと思う。心がある。
いくら頭で理解していても、それがいかに正しいとわかっていても、心が動かなければ人は動けない。
そして、心を動かすのは心しかないんだと思う。
本気の心には、本気の心が反応する。
教科の知識。指導の技術。学習システム。もちろん大事だ。
だけど、それらすべては、支えるもの。人を動かすものではない。
教育に正しく情熱を注ぐ。塾生に心を込めて指導する。
1番基本的なものを、私たちはいつまでも変わらず大切にしていきたい。