中1の少し困っていたことは、予定通りきのうの授業で解決致しました。
まぁもともと困るというほどのことでもなかったんですが…
この夏から中1の人数が急激に増加致しまして、ちょっと新入塾生&講習生の個性の把握に時間がかかってしまいました。
もちろん、その子自身の個性はすぐに理解できていたんですが、授業という場面で「集団の中でどういう影響のある個性か」ということを読みとるのに時間がかかりました。
これを把握するには、それぞれの相性などの関係性や、小中学校を通しての人間関係などその子の背景まで感じ取らないといけないので、一気に数が増えるとちょっと時間がかかっちゃうんですよね。
そんなこと考えたことすらない塾もたくさんあると思います。
しかし、集団であるメリットを最大限に生かすためには、その把握は欠かせません。
座席表なんて、めちゃくちゃ考えますからね。
Aくんは後ろから全体を見渡しながら勉強させる方がいい…
BさんはCさんに甘えがちになるから少し距離をとっておこう…
Dさんにはそのひたむきなオーラを真ん中で発してもらおう…
なんて感じで、いろんなことをイメージしながら作ってます。
座席表ひとつで授業の空気なんてガラッと変わってしまうんですよ。
集団っていうのは、それくらい個々に対して大きな影響力があるんですよね。
さて、結果的に中1はすごくいい状態になりました。
まだ新入塾生・講習生の緊張感が抜けていないおかげもありますが、全体の勉強に取り組む姿勢が明らかによくなりました。
やっぱり今までは、数が少なすぎるゆえの「生ぬるさ」があったんですが、それが一気になくなりました。
中2・中3の授業時に感じる「凛とした空気感」を、中1からも感じられるようになりました。
これは講習生たちが、みんないい子たちであることのおかげでもあります。
講習生は原則的に受講の制限もないので「どんな子か」ということは来るまでわからないんですよね。
塾生の士気を下げてしまうような学習姿勢の子が「講習生」として参加してしまうこともあるにはあるのです。
この夏の講習生たちは、ほんとうに素直に一生懸命頑張ってくれています。
夏だけと言わず、その先も指導させていただきたいと純粋に思います。
塾生たちとも、いい刺激を与え合える関係をつくっていけるように思いますしね。
もう、その姿勢を見ているだけでも十分に入塾基準を満たしている状態なので、その旨を保護者の方々にご連絡さし上げたいところなんですが、とりあえずWeeklyTestまで待とうと思います。
まぁ、結果なんて様子見てればほぼやる前からわかってるんですけどね。
サラッと書こうと思っていたのに、中1のこと思い起こしながら書いていると、こんなに長くなってしまいました(^^;)
とりあえず、中1いい感じってことです!