中3は、夏期特訓直前と夏期特訓最終日にテストを実施した。
もちろん問題が違うので素点を比較しても実力は全く見えないので、偏差値が計算できるものを実施した。
個人を見ればもちろんそれぞれである。
頑張ったにも関わらず、うまく結果に出せなかった子。
頑張りきることができずに、その通りの結果に落ち着いてしまった子。
勉強の絶対時間数が増えたことに伴って、予想以上に結果が出た子。
前回は苦手単元が集中したの?と思ってしまうくらい結果の跳ね上がった子。
ただ、全体では5教科の偏差値が4ポイント上昇した。
偏差値は3ポイント変われば、だいたい受験する府立高校が1つ変わるイメージ。
簡単に考えれば、この夏期特訓で難度が1ランク上の高校に合格する力がついた。
とか言ってるが、夏期特訓の授業ではこのテスト結果に影響を与えることはほとんどしていない。
基本的に夏期特訓の授業は、各教科の未習単元を終わらせてしまうことに集中していた。
なぜなら、目先の目標は高校に合格することだから。
そのためには、入試問題レベルの演習は欠かせず、入試問題レベルの演習をするためには、単元学習を終えている必要があったからだ。
そのおかげで、この秋からじっくり時間をかけて入試問題レベルの演習に取り組むことができる。
骨のある良問にぶち当たることで、ここからさらに実力が上がっていくことだろう。
だから、夏期特訓の授業でテストに影響したとすれば、数学の関数と、英語の文法総復習と、国語の読解くらい。
この夏期特訓の総授業時間の20%もかけていないだろう。
そんな中で結果を上げてきたのは、塾生たちが課題をしっかりとこなしてきたからだろう。
理科・社会の復習、数学の毎日の課題、英熟語の暗記に全力で取り組んできた。
はっきり言って上記のものだけでも大量なのだが、これプラス学校の宿題もあったはず。
こういう大変な中で叩き出した偏差値4ポイントアップ。
すぐ調子にのってしまうので口にはしたくないが、よく頑張ったように思う。
あと2シーズン。何をして過ごしても、あと2シーズンで終わりだ。頑張ろう。