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    一夜明けて

    • 2014.02.28 Friday
    • 10:00
    きのうは大阪府公立前期入試の合格発表でした。
    塾生の最重要日は入試当日ですが、塾の先生の最重要日は発表当日と言えますね。
    全ての高校で14:00に掲示にて発表がされたのですが、もうその1時間前くらいから全ての結果がわかるまでソワソワしっぱなし、仕事がろくに手につかない状態でした。
    発表5分後に電話で報告してくれた子、携帯電話を持っていないので自宅に帰ってから連絡をくれた子、携帯電話を持っているのに連絡を忘れてたという子(かんべんして)など、発表時刻から全ての結果がわかるまで2時間ほど待ちました。
    この2時間で10年分くらい老けたような気がします。

    前期入試は昨年から、特別学科の入試と超高倍率の普通科入試です。
    特別学科の入試は前期入試しかありませんので本命も本命も大本命入試です。
    普通科の前期入試は倍率4倍以上高校も続出するような厳しい入試です。
    結果は…まぁ、予想通りでした。良い結果も悪い結果も予想通りと言えます。
    1つの収穫は「前期入試の普通科ってちゃんと合格できるんや…」でしたね。
    だからと言って、前期普通科入試をおススメする気には今後もなりませんが。

    何はともあれ、前期入試で合格したみなさん、おめでとうございます。
    次のステージに期待を膨らませ、ごきげんに高校生になる準備をして下さい。

    さて、私立入試を終え、公立前期を終え、あとは公立後期を残すのみです。
    唯一目指すのは、全員で最後に最高の笑顔になること。

    とはいえ、中学校の先生に合格を確信される子もいれば、正直厳しい受験にチャレンジする子もいます。
    それでも、最後の砦となる今回ばかりは、良くも悪くも予想通りで終わらせるわけにもいきません。
    合格を確信される子を確実に合格させ、厳しいチャレンジに臨む子も合格にねじ込まなくてはいけません。

    きのう受験生たちに少し話をしました。
    あと12日。「ほどほど」に勉強しているようじゃダメ。
    合格圏に突入するまで、ふりきって勉強しましょう。

    8ヵ月指導した昨年度の卒塾生、1年8ヵ月指導した今年度の卒塾組。
    丸2年指導した子すらまだいませんが、そろそろ合格実績というのも出さなくてはいけませんね。
    人数が少なく個人が特定されてしまうので数は出せませんが、合格実績校については春頃に公開しようと思います。
    まずは塾生および保護者の皆様に「Sakura✿塾通信」にて、速報でご案内致します。

    ということで、「Sakura✿塾通信」を書かなくちゃ( ; - -)


     

    目をそらす

    • 2014.02.26 Wednesday
    • 13:00
    2日連続で塾生の女の子を泣かせてしまいました。
    Sakura✿塾の塾長は女の子を泣かせる鬼塾長だ!と言われても、まぁ否定はしません。

    泣かせたと言っても、怒鳴りつけてどうこうではありません。
    私は問題と感じたことに関しては、塾生を問い詰めるようにしています。
    問題が起こっている理由がわかってはいるつもりですが、私の知らない何らかの事情があって、それを考慮できていない場合があるからです。
    こちらの勝手な思い込みで説教をするわけにはいきません。
    だから、たいてい前半は「なぜ?」「どうして?」という質問の連続です。

    今回の2人の女の子は、質問されればされるほどに、どんどん返答に窮するようになっていきました。

    それは問題の原因が「自身の怠慢」だったからです。
    質問の解答が「頑張っていません。」「ほどほどにしか努力していません。」しか見つからないからです。

    「サボるな!」だの「全然努力してないやろ!」と怒られるのではなく、それを自白させられる。
    要するに、自分がわかっていながら目をそらし続けていた問題に自分自身で直面させてられているのです。
    これがなかなか苦しい。怒られて、「すいませーん」と言っているほうがよっぽど楽でしょう。
    こらえようとしていた涙がポロポロと流れていました。

    私は、いろんな場面で問題から「目をそらす」ことを見てきました。
    「塾生が自身の問題から目をそらす」
    「塾の先生が塾生の問題から目をそらす」
    「保護者が子どもの問題から目をそらす」
    「学校の先生が子どもの問題から目をそらす」
    それは、問題を直視してしまうと、それを解決するための負担が必ず伴うからです。

    成績だけを例にとれば、
    塾生が自身の悪い成績を直視すれば、
    今まで以上の努力が必要となるでしょう。
    塾の先生が塾生の悪い成績を直視すれば、
    今までにないことを提案し寄り添わなけいればいけないでしょう。
    保護者が子どもの悪い成績を直視すれば、
    学習塾に通わせるなど経済的負担からは逃れられないでしょう。
    学校の先生が子どもの悪い成績からを直視すれば、
    多忙の中でさらなる時間的負担がのしかかるでしょう。

    だから、
    塾生が自身の悪い成績から目をそらし、
    「次は頑張る」なんていう口だけの気合論で逃げようとする。
    塾の先生が塾生の悪い成績から目をそらし、
    それっぽいアドバイスだけで「次は頑張れ」とほったらかす。
    保護者が子どもの悪い成績から目をそらし、
    子どもも「次は頑張る」って言ってるしもうちょっと様子見てみようかな…と先送りにする。
    学校の先生が子どもの悪い成績から目をそらし、
    悪い点の指摘だけをして、ただただ時が過ぎ自分の手をはなれるのを待つ。

    成績だけでなく、いろんな問題でこんなことが起こっています。

    問題は突きつけてあげなければ、まっすぐに向き合うことすらできません。
    問題に直面しなければ、問題を解決することは絶対にできないのです。

    問題を直視することは、一時的にダメージを受け、傷つくこともあるでしょう。
    ただ、傷はむやみに乱暴につけたものでなければ、必ず回復し、その部分はより強くなるのです。

    自身の問題から目をそらすことは「怠慢」であり「逃避」です。
    そして、相手の問題から目をそらすことは「優しさ」にはなりえません。
    相手の問題を解決してあげるために自分がすべきことからの「逃避」です。

    問題から目をそらすことでそれが表面化しなかったとしても、水面下では時間とともに問題がより根深く大きくなっていきます。
    その問題が表面化せざる得ないほどふくれあがった状態までほったらかせば、そこからかかる解決への負担は、問題から目をそらし始めた時に解決しようとした場合の比ではありません。

    私だって、できることなら塾生の涙など見たくはありません。
    塾生が苦しんで涙を流す姿を見ている私も、それと同じくらい苦しいものでした。
    しかし、これこそが、塾生が塾生自身の問題に、私が塾生の問題に直面したという状態です。
    おかげで、その瞬間から、私たちは問題解決への第一歩がスタートしました。


     

    新中1

    • 2014.02.25 Tuesday
    • 07:00
    2月24日現在
    新中1が定員まであと3名となっております。

    新中1については、入塾説明会・体験入塾への参加申し込みが3名をこえた時点で募集を一旦停止させていただきます。
    入塾については、申し込みの時期の早い順でご案内させていただきます。ご了承下さい。

    もちろん、定員となるまでは入塾生は大募集中です。
    入塾をご希望の方はできるだけ早く申込みいただけばと思います。

    よろしくお願い致します。


     

    解決ではなく先送り

    • 2014.02.24 Monday
    • 07:00
    先週は2/17(月)に新聞折込チラシが入り、ほんと新聞折込チラシって意味あるの?と疑ってしまう1週間を過ごしました(笑)

    そんなチラシの効果にむなしさを感じる中、保護者の方々や塾生たちの口コミで入塾のご希望をいただいております。
    もう私はただただただただ、感謝・感謝・感謝・感謝…そして感謝なのでございます。

    そして、本当に新中1の定員が危険な状態になってまいりました。
    ついにSakura✿塾も「キャンセル待ち」or「新中2の定員増加待ち」をしていただくことになりそうです。
    あと〇名!みたいなことブログとかホームページで案内した方がいいんでしょうか?
    とりあえず、3/2(日)に入る新聞折込チラシ(意味あるの?とか思いながら不安なので入れてしまう)から「新中1」の募集案内を削っておいて正解でした。
    募集をしておきながら、チラシを見てすぐに電話をしてくれた方に「定員なんです」ってなったら申し訳ないですからねぇ( - - ;)
    当たり前のことですが、お問い合わせをいただいた順番に入塾に関するご相談はさせていただきますので、ご希望の方はお早目にお願い致します。
    今週にも一旦募集を停止しなければいけないかもしれません。そうなってしまったときには、何卒ご了承下さい。

    さて、きのうは中1と中2の塾生(主として枚岡中学校の通う子たち)は8時間以上の家庭学習の日でした。
    定期試験直前の日曜日は基本的に中学校の部活動も停止しており、みっちりと勉強に時間を使える日なので頑張ってもらっています。
    同じ日、他塾はどこもかしこも校舎を開けて、校舎の前には塾生が通塾のために使った自転車が並んでいました。
    テスト前の勉強会か何かを開いて、塾生を通塾させているのでしょう。

    中学生をお持ちの保護者の方が子どもに抱える1つの問題として「家庭学習ができない」というものがあると思います。
    家庭学習が全然できないから、強制してでも勉強をさせるために塾に通わせるという保護者の方もおられるでしょう。

    私も、きっかけとしてであればその考え方には賛成です。
    勉強を1から10まで自発的に自分でやるというのは、中学生にとって簡単なことではありません。
    通塾した場合に確保できるのと同じ勉強時間を、中学生が自由に使える時間の中で自分で確保するのは困難です。
    それができる子であれば、そもそもそれほど塾という環境を必要としていな場合が多いでしょう。

    「塾の授業」という勉強のための時間を設けてあげることで、自分ではうまくつくれない勉強時間の確保してあげる。
    通塾させることで、塾で授業を受けて、宿題やテスト勉強をする、というような勉強のサイクルを作ってあげる。
    自由になると無駄に使いがちな時間を勉強に費やすきっかけにできますし、勉強を当たり前のサイクルに組み込むことができます。

    しかし、必要以上に塾で勉強することは私は大反対です。
    天王山である夏や入試直前期に入った受験生であれば、まだある程度理解はしますが。
    塾のない日まで毎日毎日自習室を使って勉強する。授業日に毎回毎回残って勉強して帰る。
    やたらめったら拘束時間の長い塾や、毎度毎度休みの日まで塾で勉強することを可とする塾。
    どうぞ塾の自習室で勉強して下さい、と。こちらが声をかけて塾で面倒見ますのでお任せ下さい、と。

    これは大半の場合で「家庭学習ができない」子について、問題の解決ではなく先送りをしています。
    「家庭学習ができない」についての解決は、唯一「家庭学習ができる」ようになったときです。
    「家庭でとれていない勉強時間を塾でひたすら強制で確保させること」は、「家庭学習ができない」を解決していません。

    例えば、「誰かが目を光らせていないとすぐにサボってしまう子」がいたとします。
    それに対して「誰かがずっと目を光らせてその子をサボらせないようにする」ということをしたとします。
    それでその子が「誰も見ていなくてもサボらずに頑張る子」になるのでしょうか?
    そんなわけないですよね。誰かが目を光らせなくなった瞬間にサボるに決まっています。
    完全に問題を先送りしただけです。解決になど全くなっていないわけです。

    では「家庭学習ができない」中学生の問題についてはどうなるか。
    「塾でひたすら強制で勉強させる」という先送りをした場合、「塾でひたすら強制で勉強させる」が終わった瞬間に元に戻ります。
    中学生の場合であれば、高校受験が終わった瞬間に「家庭学習ができない」問題が再燃するわけです。
    そう、そういう塾に通わせることで「家庭学習ができない残念な高校生」にしてしまうわけです。
    中学での通塾でさらに家庭学習ができなくなった高校生なんて、問題の根が深すぎて人生レベルで影響が出てしまうのではないでしょうか。
    自分の教え子をそんなふうにしてしまうことは、私にはできません。

    「塾でひたすら強制して勉強させる」なんてことをしていて、「家庭学習ができる」ようになるわけがないんです。
    「家庭学習ができる」だけの時間を与えて、それに挑戦させてあげなければいけないのです。
    この子は「家庭学習ができない」とこちらがあきらめて塾でひたすら強制して勉強させてしまえば、「家庭学習ができない」ことを良しとして、さらに「家庭学習ができない」子にしてしまっているだけでしょう。

    それは「良し」か「悪し」の一言で言えば明らかに「悪し」だと思うのですが…。

    やたらと塾で強制して勉強させると「面倒見がいい」というような評価も受けやすいんでしょう。
    結果が悪くても「これだけ見てもらってるんだから、結果については仕方ないかな…」という変な納得もしてもらいやすいんでしょう。
    塾側からすれば、そのほうが「得」をする面が多いんでしょうね。残念、としかいうことができません。

    塾生を塾にやたらと呼びつけていれば「面倒見がいい」のであれば、Sakura✿塾は日曜なんてほとんどの場合校舎を開けないような「面倒見の悪い」塾ですけれど、塾生のほとんどが8時間以上の家庭学習を頑張ってくれていますよ(保護者の方々からそうコメントをいただいているので間違いないでしょう)。

    まぁ、自分の子どもがどうなって欲しいのか、自分がどうなりたいのか、ということですよね。

    それ以前に私が思うのは、ひたすら強制して毎日のように塾で勉強させないとまともな結果を出せない塾ってそもそもどうなの?ってことです。

     

    忙しさ凝縮

    • 2014.02.22 Saturday
    • 07:00
    本日は、朝から入塾説明会・昼から中3・昼から晩まで中1中2の定期テスト対策勉強会です。
    この時期の忙しさが凝縮されているような1日です。
    うーん…始まる前からフラフラになりそうですね(笑)

    今日は機嫌よく1日を過ごそうと思います!

    前回のブログのときはお説教爆発だったのですが、だいたいいつも定期テスト1週間前くらいが1番不機嫌なのです。
    私の求める基準と、塾生たちのモチベーション・準備・結果がどうしてもかけ離れている時期なんですよね。
    だいたい結果は、その時期に私の怒りの対象にならない子たちの良好、その時期の私の怒りに奮起すればギリギリ、それでも微妙であればOUT!って感じです。
    1週間前の様子を見れば、そこからそれぞれがどれくらいまで仕上げてくれるかはじゅうぶんわかるので、もう心は穏やかなもんです。

    定期テスト対策期間中は、比較的自習の時間も多くなります。
    特に直前期はそれぞれに抱える課題が異なりますので、当然そうなります。
    自習をするための基礎は前半戦で叩き込んでるので、じゅうぶん力をつけていきます。

    このSakura✿塾の自習が、自画自賛してしまうくらい本当に素晴らしいんですよね〜。
    中3も、中2も、中1も先生が監視なんてしてなくても、ホントに静かに頑張ります。
    突然の訪問者がやってきて廊下で普通のボリュームでしゃべられたら、「うるさい!うちの子らが集中して頑張ってんねんから静かにしろっ!」って思いますもんね。
    運送業者さんなんかはけっこう声がでかいんで、イラッ( - - #)としたり(笑)

    私、この自習している姿を後ろから眺めるのが好きなんですよね〜(変な趣味)。笑顔の次くらいに。
    まぁ残念ながら本日は、授業と、質問対応と、テストの採点で、それをしてるゆとりなさそうですけどね( - - ;)

    さぁ、塾生に負けずに頑張って、もう本日はフラフラになっちゃいまーす!!!


     

    まだまだ全員おたまじゃくし

    • 2014.02.20 Thursday
    • 12:00
    本日は大阪公立前期入試です。受験生のみなさんはまだ必死で頑張っているでしょうか。
    前期入試しか実施しない高校や学科を受けている方は、特に健闘を祈ります。

    前期普通科入試をスルーして、後期普通科入試にだけ臨むみなさん。
    合格の可能性ゼロではないし、もし私も受験してたら合格して受験勉強はやく終われたかもな〜、なんてこと思ってしまうかもしれません。
    しかし、あなたが今まで努力してきて身に着けた力に相応しい高校に合格できるのは、間違いなく後期入試です。
    あと3週間、落ち着いて受験勉強に取り組みましょう。

    さて、きのうは私の不機嫌爆発の説教dayとなってしまいました。特に中2。

    塾で説教されるなんてのは、テストで全然取れない子でしょ〜?と思われますね。
    もちろん、まずはそれについては説教します。
    予告されていたテストで、基準に明らかに満たない程度の努力は私にとって見逃す方が難しいことです。

    しかし、私は相対的に見て得点が悪くない子であっても、状況によっては大説教をします。

    それは、「変化をしない」ことに対してです。

    私は平均50点しか取れないことはダメで、平均80点取れればOKなんて考えではありません。
    いつも平均50点の子が平均50点のままではダメですが、いつも平均80点の子が平均80点のままでも同じくらいダメです。
    走ることや、球技や、演奏することなどに得意不得意があるように、勉強にも得意不得意があって当たり前だと思います。
    現状「○○点である」ということに、良しも悪しもありません。それを良いほうに変えるためにあるのが「塾」です。
    スタート地点やポテンシャルの違いは認めても、向上するための変化をしないことを認めるわけにはいきません。
    300点でも、400点でも、450点でも、そこから向上するための変化をしなければいけません。

    変化の停滞は、ある程度結果が出ている子にこそよくあることのような気がします。
    全体的に見れば自分はいい方やからこれでOK!…そんな甘えで変化をしない子たちが多いです。
    少なくとも、Sakura✿塾なんて自他共に認める小さな塾で上位にいたところで、何の自慢にもなりません。
    中学校で何番?東大阪市で何番?大阪府で何番?日本の同級生で何番?と考えたら、完全に井の中の蛙です。
    いや、蛙ですらありません。もう蛙になったと勘違いしている足の生えたおたまじゃくし程度ですね。
    努力も結果もよくない完全おたまじゃくし、努力と結果がそれなりの足の生えたおたまじゃくし。



    大差ありませんよね。どっちも、おたまじゃくしにしか見えません。

    私から見れば、塾生全員がまだまだどちらかのおたまじゃくしです。
    逆に言えば、私は全員がまだ蛙になるくらいの変化ができると思っているのです。
    全員にそのくらいの可能性を認めているし、全員にそれ以上の期待をしています。

    そりゃあ「いつまでもしっぽ(尾ひれ?)つけて甘えてんじゃねぇ!」ってなるでしょう?
    まぁ、まだまだどこまで伸びていくかわかりませんから、気長に説教します(笑)


     

    私の知る範囲で私の思うところ

    • 2014.02.18 Tuesday
    • 07:00
    昨日の朝刊にSakura✿塾の新聞折込チラシが入りました!
    (よね?もし折り込まれていなければ教えて下さい!)

    本格的に募集開始でございます。たくさんの方の問い合わせ・申し込みをお待ちしております。

    少し前の話ですが、私は2月9日(日)に枚岡中学校で開催された陰山英男さんの教育講演会に参加してきました。

    主に小学校教育の現場で活躍されていた方ですから、その経験を踏まえたお話は大変価値あるものでした。
    毎日ふれ合うご家庭や平日のたくさんの時間を拘束することができる学校現場において、より有益なお話だったと思います。
    私の前に座っていた中学校の先生が、後ろから見ても明らかなくらい居眠りをしていたのは残念でなりません。

    塾の環境とは異なる面があるので、それを意識しながらお話を聞いていましたが、「できない子にはゆっくり丁寧に教えてあげると良い」ということをキッパリと否定されていたことは激しく同意しました。

    自身の都合で会には途中までしか参加できず、私は途中退場させていただきましたが、有意義な時間であったと思います。

    さて、私の最大の気づきは、教育現場の人間には明らかなことが保護者の方にはまだまだ知られていないということです。
    私としては当たり前と思える話に、保護者の方々が目からウロコが落ちたようなリアクションをしていたことに驚きました。
    本来、保護者の方々こそ知っておくべきことが、これほどまでに伝わっていないのかと痛感させられました。

    ということで、目からウロコとまではいかないかも知れませんが、私から塾選びの参考にはなるであろうお話を一つ。

    私の知る範囲で私の思うところですから、あくまで参考程度に考えて下さいね。

    現在、個別指導形式の塾は流行っていると言えます。地域にもいくつも乱立している状態です。

    個別指導形式の塾が流行る理由は、自分のペースに合わせて欲しいというニーズがあるから、そして儲かるからです。
    個別指導形式の塾は省コスト省スペースで開始することができます。つくるのが簡単です。
    また、先生も大半は学生アルバイトが使われているので、人件費もかなり安くて済みます。
    それに対して、比較的高い授業料設定にも、「個別のニーズに応える」ということで納得されやすいようです。
    ニーズも一定以上あって儲かるんですから、あちこちにたくさんできるわけですよ。

    しかし、私は塾関係者・予備校教育関係者が個別指導形式の塾を推奨しているのを見たことがありません。
    現状のよくある個別指導形式の塾では行く意味がないという考えが大半です。そして、私も同様の考えです。
    私は学習の入り口として個別指導から始めることは否定しませんが、半年以上通うことには意味を感じません。

    行く意味がない理由は単純に「自分のペースに合わせてくれる」ということが最も良くないことからです。
    成績が下がったその理由は「自分のペースでやっているから」に決まっているのですから。
    そのペースに合わせてどうやって成績を上げるのでしょう。ペースを引き上げることでしか成績など上がることはありません。
    個別指導の現場にペースを引き上げることができる先生がいればいいのですが、残念ながらそのレベルの先生は集団指導の場でよりたくさんの子どもを指導していることでしょう。
    私は「大学生のお兄ちゃんお姉ちゃんにぬるーく週2時間くらい教えられて成績が上がる」とはどうしても思えません。
    実際、個別指導形式の塾で成績が伸びた!みたいな話を全然聞かないのです。
    ごくまれにそんな話を聞いても、「その子、個別じゃなくても伸びたんじゃない?」って子なんですよね。

    にも関わらず、この件に関しては塾の現場で否定されることはありません。
    他塾に関するネガティブキャンペーンを好評実施中の塾があるのに、個別指導はそんなことをされません。
    その理由は単純明快です。比較的大手の集団指導塾には、個別指導の部門を抱えて利益を出しているからです。
    馬渕教室には馬渕個別、第一ゼミナールにはファロス、開成教育セミナーにはフリーステップ、WINには個別部門、というように。
    否定されるわけがありませんね。ある程度の力があれば基本的に集団で、そうでなければ個別へ誘導されるのでしょう。

    ということで、個別指導形式の塾は悠々と今の地位を築いています。
    繰り返しておきますが、あくまで私の知る範囲で私の思うところですから、「うちは違う!」というところも必ずあるでしょう。

    Sakura✿塾への入塾希望者の中には、どうしても現状の学力・姿勢ではすでにある集団とは基準が合わない子たちもいます。
    そういう子にたちについては入塾をご遠慮いただくこともあるのですが、そういう子たちの成績を引き上げてあげられる価値ある個別指導をしたいなという思いもあります。
    ただ、今の段階ではどう考えてもできないので、せめて信頼して紹介できる個別指導形式の塾が地域にあればな〜って思うのですが…残念ながら今のところ見つかっていません。
    もしそんなところが地域にあるなら、耳を澄まさなくともその噂は必ず聞こえてきますからね。

    ということで、個別指導形式の塾についてのお話でした〜。けっこう長いブログになってしまいました( - - ;)

     

    結果を受けとめること

    • 2014.02.14 Friday
    • 03:45
    中学3年生の結果がいろいろと出てきています。まずは中学校最後の定期テストの結果。

       塾生平均/学校平均/差
    国語  70 / 56 /+14
    社会  80 / 58 /+22
    数学  86 / 63 /+23
    理科  65 / 52 /+13
    英語  64 / 51 /+14

    塾生の得点が高かったので、平均点が高いのかと思ったらそうでもなかったようです。
    数学では2人が100点をとってきていました。公立後期の内申点、少し上がることが期待できる子もいそうです。

    そして、私立入試の結果ですね。
    ほとんどが順当な結果でしたが、想定の範囲内とはいえ悔しい結果もありました。

    Sakura✿塾は「合格保証」ができる塾ではありません。
    合格する可能性が低い学校は受験させない、なんてことは一切しないからです。

    もちろん塾としては、「合格は名誉で不合格は不名誉」なことなのかもしれません。
    可能性がより高い学校を受験させて、合格実績を積み上げるほうが塾として賢いのかもしれません。

    しかし、私は「自分の力で合格できるところに受験する学校を合わせる」ことに価値を感じません。
    「受験したい学校に合格できるように自分の力を引き上げる」ことが大事だと思っています。

    塾生がきちんと合否の可能性を把握した上であらゆる結果を受け入れる覚悟をするのであれば、私も同じように覚悟します。
    覚悟を決めて何とかしようとする塾生と寄り添って、私も何とかしようと最大限サポートするのみです。
    覚悟を決めなければならない受験は、簡単ではありません。うまくいくこともあれば、そうならないこともやっぱりあります。
    しかし「努力」を積み重ねてきていれば、厳しい受験とわかっていても覚悟を決めて立ち向かいたくなるのです。
    もちろん受験ですから合否も大事です。ただそれ以上に、覚悟を決めることができるということが素晴らしいことだと思っています。
    Sakura✿塾は、塾生が覚悟を決めるなら厳しい受験にも付き合います。だから、必然的に「合格保証」はできません。
    私はそれを悪いことだとは思っていません。むしろ、合否どうこうの前に、覚悟を決めて頑張れる塾生を誇りに思っています。

    良い結果ばかりでニヤけていられるのであればその方が楽なのかもしれません。
    ただ、塾生の本気の戦いに本気で寄り添えず、喜びだけでなく悲しみも共有する覚悟がなくなったら、私は塾の先生としておしまいだと思います。

    中学3年生たちとは、あと4週間でSakura✿塾から巣立ちます。
    全員と最後に最高の笑顔でお別れすることを目指して、覚悟を決めて頑張ります。


     

    別れの始まり

    • 2014.02.12 Wednesday
    • 19:30
    はやいところでは、本日、大阪府の私立入試の結果が返ってきています。

    Sakura✿塾でも、私立専願入試をした子が無事合格し、今年度最初の卒塾生が出ました。
    とってもおめでたいことですが、私としてはお別れのさみしさもありますね。
    これから1ヵ月で、中3の塾生数だけドンドンお別れがあると思うと…(T^T)です。

    まずは私立入試で全員が合格していてくれれば嬉しいのですが、こればっかりは結果が返ってくるまではわかりません。
    人事は尽くしたつもりなので、天命を待っています。

    さて、今は私立入試の結果を待ちながら、併願受験生は公立入試に向けて気持ちを切り替えさせながら、中1・中2の定期試験対策の準備をしながら、ホームページ・パンフレットを改訂しています。

    そんな中、大変ありがたいことに、まだチラシも入れていないのにお問い合わせをいただいています。ありがとうございます。

    特に、新中1に関しては体験入塾のお申し込みを立て続けにいただいています。重ね重ねありがとうございます。

    Sakura✿塾は、保護者の方にはどういう考えでやっている塾なのかを知っていただき、子どもさんにはどういう塾なのかを肌で感じてもらい、しっかり納得してもらった上で入塾を検討いただいています。
    よくあるような、電話や懇談でやたらと入塾せまるしつこい勧誘活動は一切しません。
    入塾して欲しいという気持ちが薄いとかそういうことではなく、そういう行為を私がしたくないという理由です。

    ですので、その体験入塾をご希望いただいた方々に入塾をご希望いただけるかどうかはまーったくわかりません。
    しかし、まーったく希望いただけないことはでしょう!(と信じたい。全然入塾を希望いただけなければこれ以上ないくらいへこみます。)

    ということで、新中1に関してはどう考えても入塾定員がせまっています。
    おそらく新中1春期講習は開講できません。もしかしたらもう2月中に定員がいっぱいになってしまうかも…。
    定員になってしまうと、キャンセルが出たときか中2進級時の定員増のタイミングまで入塾いただけません。
    教室の大きさの都合で定員を増やすことは物理的にできませんし、Sakura✿塾は1学年2クラス編成にもしませんので、そのあたりはどうかご理解下さい。
    こればっかりはもう「入塾希望をいただける場合はお急ぎください」としか言うことができません。

    春スタートの新小6と、春から定員増の新中2はまだまだ大募集中ですのでよろしくお願いしますo(^^)o

    ということで、出会いと別れの交差する超忙しい年度末ですが、とりあえず私は全ての予定を順調にこなせるように体調管理を1番頑張ります!


     

    大阪府私立入試

    • 2014.02.10 Monday
    • 10:00
    本日は大阪府私立入試。
    Sakura✿Japan(Sakura✿塾の中3)も、今その真っ只中。
    5日前、奈良県私立入試1日前。
    Sakura✿Japanにも奈良県私立高校の受験者がいたので、少しだけ入試当日の話をしておいた。
    私たちが繰り返し強調してきたのは「入試は特別」ではないということ。
    ほとんどの中学3年生が経験することだから、周囲の状況を見渡せるくらいの余裕は持ってほしい。
    弛緩していては勝てるものも勝てないが、緊張し過ぎてもベストパフォーマンスにはならない。

    4日前、翌日金曜はどの学年も授業がないので、Sakura✿塾は基本的に開いていない。
    Sakura✿Japanに「明日、塾の自習室開けてくれ〜って人!」と聞いたら、無反応。
    ということで「どっちでもいいよ〜って人〜!」と聞いたら、全員が挙手。
    さすが、定期試験直近の日曜日ですら塾ではなく家庭学習を頑張ってきた(頑張らされてきた)子たちである。
    塾の自習室なんかに強い依存心はない。「別に、家でできるしなぁ…。」と思ってくれているわけです。
    まぁ、それはそれでちょっと寂しい気持ちはあるけどね!ということで、その翌日は自習室をいない。
    大阪府中を見渡しても、入試3日前に開けてないのSakura✿塾だけじゃないだろうか。

    3日前、私はお仕事(新年度募集チラシを完成させること)があったので、塾にいた。
    ちゃんと勉強するかな〜?とかかすかに思いながら、特に心配もせず。翌日の準備に集中。

    2日前、入試前最後の授業。私立専願受験者にとっては最後の授業(にしたい)。
    特別気合を入れているわけでもなく、最後の丁寧な確認。散々繰り返し伝えたことを再度伝える。
    その日はたくさんの課題の提出日になっていた。未完成の者は晩の時間を使って完成させ、完成している者も勉強しに来ていた。
    晩の時間、私たちは中1・中2の授業がある。ウロウロとのぞきにいくことはできるが、もちろんたくさん隙がある。
    正直、何やってもそう簡単にバレない自習室なのだが、Sakura✿Japanは勉強以外しない。
    これこそ、当たり前のSakura✿塾クオリティ。当たり前なのだが、同時に自慢でもある。

    前日、さっさと起きて最低限の勉強時間をみんなで確保しようかということで、10時〜16時で強制の自習会。
    1回の時間を短めに設定(60分)し、休憩を多く長めにとり、いつもよりゆったりめの自習会にした。
    裏の意図。ちゃんと朝起きてさせて、ちゃんと昼間に疲れさせて、夜しっかりと寝てもらうこと。
    どうしても余計なことを考えてしまうから、勉強だけの環境を与えて勉強に集中する時間をとらせること。
    塾でSakura✿Japanのメンバーと、くだらない話をして、くだらない話聞かせて、少しでもリラックスしてもらうこと。
    最後も、先生のお話で「入試は特別」ではないことを強調した。
    本当に特別ではないのか?と聞かれれば、もちろん本人たちにとっては特別なことだ。
    人生で初めての入試である子もたくさんいる。こちらが伝えなくても本人にとって特別で緊張する日なのである。
    そんな子たちに、「大事な日だ!」「決戦だ!」「頑張れよ!」なんてことを言って、さらに緊張させるのは危険なことではないだろうか。
    入試を特別であると強調してしまえば、良くも悪くも特別なことが起こってしまう可能性が高まる。
    私たちの指導は「特別なことが起こらなくても、実力を発揮することさえできれば合格できる」ようにしてきた。
    Sakura✿Japanは特別良いことなど起こらなくとも、いつも通り普通に頑張ることさえできれば合格するのである。
    その日の最後は「Sakura✿Japanビビり王決定戦」を開催した。
    と言っても、みんなで笑顔の写真を撮って、その顔が1番強張っているやつが「ビビり王」に認定されるだけ(笑)
    私としては思いっきり笑顔になって欲しかっただけ。ブログに載せて見てもらいたいくらい、みんないい顔でした。

    そして当日。
    いろんな塾の塾講師たちがつくる入試応援という名の花道をうっすら笑いながら通り抜け、いい感じの緊張感で各々がベストを発揮してくれてるのではないだろうか。
    さて、私は公立入試に向けての準備をして、君たちを帰りを待つことにします。


     

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