塾とは、学力をつけるために存在する場所です。
では、学力をつけるために塾でどうするべきか。
それは、「まずは全て指示通りにやること」以外にありません。
授業に、遅刻や忘れ物をせずに出席する。よほどのことがなければ欠席しない。
授業は、先生の指導を真剣に聞き、授業中にきちんと指導通りできるように心がける。
宿題は、授業での先生の指導通りに解き、間違えた問題はきちんと解けるまで何度でも解き直す。
小テスト等の勉強は、理解してできるまで準備する、完璧に覚えるまで準備する。
これだけです。
もちろん、残念な先生の授業、雀の涙ほどの宿題量、5分あれば満点が取れるような小テストをやっている塾ではこれだけではダメでしょうが、Sakura✿塾に関しては上述のことだけでまずはじゅうぶんです。定期テストで平均して5教科450点以上取れるようになるまではこれで問題ありません。
伸びていない子は、どこかが必ずできていません。
先生の指導を真剣に聞けていない。だから指導通りに解けない。
「なんでそんなやり方になんの?そんな解き方したことある?」と言いたくなるような解き方をする子は伸びません。
「きちんと答えに導けていれば解き方なんてなんでもいいじゃないか!」と思うなら塾通いは向いてないので辞めた方がいいです。
数ある方法の中から、先生が練りに練った上で選択した方法を身につけようとしないなら、お金のムダです。
塾なんて「その先生に指導された方法を身につける」ために行くものですし、自己流でやりたい人間が行く必要はありません。
塾で指導されているときは、先生の指導された方法を身につけることだけが勉強です。
自己流のやり方なんて自分ではいつでもできる方法なので、いくらやっても新たに身につくことは何もありません。
そもそも、中学生の自己流なんてものでOK・全然問題なし・大丈夫なわけがありません。
自己流でOK・全然問題なし・大丈夫な中学生なのであれば、そもそも塾など微塵も考えません。
宿題をきちんとしていない。指導通りの方法でやらない。雑にやる。解き直しをしない。
復習は定着の最大の武器であるにも関わらず、宿題をきちんとしない、指導通りの方法でやらないというのは、「学習内容を身につけない」ための行動です。「学習内容を身につけない」ための行動をしておきながら、「わからない」だの「できない」だのと嘆いているのは意味がわかりません。
そして「学習内容を身につける」ためにやっていれば、雑にやるわけがありません。作業としてやっているからそうなります。頭を使わない作業にしてしまった時点で身につくことは何もありません。
さらに、問題を解いて〇つけをするまではできるかどうかの確認かつ反復による強化ですから、それだけで学力は上がりません。宿題の間違えた問題を解き直す、要するにできなかったものをできるようにしてやっと学力は向上しますから、解き直しを解けるまでやらない子は伸びようがありません。
宿題が多いからイヤとか塾選びの際に言う子がいるようですが、その子はその時点で学力は上がらないので諦めて下さい。
そんなことを言っている子が学力向上を目指すことは、体育の授業+週に3回500m程度走るだけで「マラソン大会で活躍したい!」とか言っているのと同じです。
要するに「学力を上げること」をナメています。楽をしたいなら好きにすればいいと思いますが、好結果を得ることに関してはあらゆるジャンルにおいて諦めて下さい。
学力なんて、課題をある程度の量こなしていかなければついていきませんし、いつまでもスピードが上がっていきません。
最初はしんどいかもしれませんが、そんなことは何でも当たり前です。「最初は大変やけど、やってるうちにスピード上がってくるし力もついてくる」のが普通ですし、Sakura✿塾の子たちはそうなっています。
Sakura✿塾の新入塾生と既塾生との明らかな差は、そのスピードです。誰が見ても違いがわかるくらいの差があります。
小テストの準備は当然です。
小テスト程度の範囲で完璧にできない子が、定期テストなどの大きなテストでどうやって結果を出すのでしょう?
小テストへの姿勢は、当然、定期テストなどと同じです。小テストで「それなりの準備」しかできない子は「それなりの結果」になりますし、その姿勢で定期テストの準備に取り組むので「ろくでもない結果」になります。小テストと定期テストでは準備量が全然違いますから、「それなり」では済まず「ろくでもない」結果になります。
はっきり言って、定期テスト前の1週間だけ本気で頑張っても、結果なんてろくなものにはなりません。それなりにしかやってこなかった子の本気なんて、たかだかしれているのです。そんなもんで良い結果が出るなら、塾なんて必要ありません。
全て、塾生たちには口を酸っぱくして伝えていることですよね。
全て、一言で言えば「当たり前」ことではないですか?
その「当たり前」のことを「当たり前」にやることが、学力をつけることに唯一つながる方法です。
もちろん、この「当たり前」のことを「当たり前」にやることは簡単なことではありません。
しかし、「学力をつけるのにどうすればいいかわからない」というわけではないのです。
誰もがわかっているにも関わらず、それが大変だからといってきちんとやらないから学力がつかないだけです。
だから、Sakura✿塾は塾生を鍛えます。「当たり前」のことを「当たり前」にできるように鍛えています。
それこそが、塾生に学力をつける唯一の方法なので、それにはこだわっていきます。だって、塾ですから。
こういう部分への妥協のなさが、Sakura✿塾は「厳しい」という評価につながっているかもしれませんね。
だとすれば、Sakura✿塾は厳しい塾という評価は、ホメ言葉以外の何でもありません。