Sakura🌸塾はよく「宿題の多い塾」と言われるようです。
「多い・少ない」についてはいわゆる「相対評価」ですので、他の塾と比べて多いということでしょう。
他の塾がどうしているかは知りませんが、よく言われるということは事実なのでしょう。
Sakura🌸塾としては、きちんと「理解べきものを理解する」「暗記するべきものを暗記する」ために必要な量を提示しているだけです。
どうせやるなら結果につながるように、「理解するまで」「暗記してしまうまで」やらなければせっかくの努力がもったいないと考えています。
宿題が総量として多くなる一番の理由は「反復がある」からだと思います。例えば、「歴史の問題集のP.34・35を2周」ってな感じです。
これについても考え方は同じです。問題集の問題を一度解いたくらいで身につくのであれば誰も勉強で苦労はしません。
勉強の基本はまずは反復だと考えています。基礎問題を中心に、解いたことのある問題を確実に解けるようするだけである程度以上の結果に結びつきますし、それが応用問題を自分で解いていくための基礎となります。どうせやるなら「できるようになるまで」やらないともったいないです。
「応用問題が解けません。」なんていう悩みを抱えている場合は、基礎すらろくに身についていません。まずは基礎問題なら1秒で「解答」や「解答までの道筋が浮かぶ」ようにすることで道が開けます。基礎問題でいちいち悩まないと答えが導けないのに、基礎問題の集合体である応用問題など解けるはずがないのです。
さて、そんな宿題の多いSakura🌸塾で頑張ると、将来どうなっていくのでしょうか。
宿題の多くない(または、ない)他の塾に通うことと比べて、どういう違いが出てくるのでしょうか。
現在、中学3年生は定期テストの真っ最中です。中学校生活最後の定期テストですね。
今回もいつも通り定期テスト対策期間を設けているのですが、今回はテスト1週間前から数本の確認テストと質問対応しかしていません。
テスト1週間前以降は「これについてはこうしておいたほうがいいよ」程度のアドバイスだけをして、勉強するために必要な材料だけは用意して、そこからどの順序で何をどう勉強していくかは自分で考えて進めてもらっています。
その勉強の様子を見ていると、とにかくかなりのスピードでガンガン問題を解いていますね。
すでに一度解き終えているプリントを反復していたり、アドバイス程度に言っておいた問題集を持ってきて解いていたり、合計でいったい何問解いたの?って聞きたくなるくらいの量を自身でこなしています。
なぜ自分で考えてそんなことをするのか?それは、それをすることが身になるということをしっかりと理解しているからでしょう。でなければ、自分で自由に進められるのにそんなことやるわけがありません。
なぜそれをこなしていくことができるのか?それは、それをやるべきだと理解していることと、やるべきことを実行に移せるようにずっと鍛え上げてきたからです。どうやって鍛えたか?もちろんそれは、「多い」と言われる宿題を通してでしょうね。
きっと、今さらうちの塾生に「結果出したいから、どうやって勉強すればいいか教えて」と相談しても、「それちょっと私にはこなせへんわ…」ってなるでしょう。当たり前としてきた基準、積み上げてきたものが違いますからね。
普通に考えれば、毎日500mしか走っていない人間が毎日2km走っている人間にマラソンで勝てるわけがないですよね。
呼吸法とかペース配分とかそんなことをいくら学んだところで、基礎となる体力に決定的な差があったら勝てません。
もちろん楽なことではないですけどね。でも、だからこそ身につけたときに価値のあるものになるのではないでしょうか。
楽をしたいと思うのであれば、レベルアップしてそれを楽勝でできるような自分になっていけばいいと思うのです。
「楽をする」「苦労をする」は後か先かだけのことではないでしょうか。
今「楽をする」を選べば後に「苦労する」と思いますし、今「苦労をする」を選べば後に「楽をする」ことができると思います。
まぁ宿題ひとつで全てが決まるわけではないですが、学業に関しては宿題が大きな影響を与えることは間違いありません。
宿題は「多い」ほうがいいですか?宿題は「少ない」ほうがいいですか?
それは、今「苦労する」ほうがいいですか?今「楽をする」ほうがいいですか?の選択ですね。
小学生や中学生だと今しか見えていないことも多いので、正しい判断には保護者の方のサポートが必要かもしれません。
Sakura🌸塾は、みんなで今「苦労する」を選択していっしょに頑張って乗り越えようぜ!って感じの場所ですかね(^^)